がんばれ、晋伍!
8月3日、富田晋伍選手の負傷の情報が公式リリースされました。
今年は、新監督の就任という変化がありました。そして特に、リーグ再開後の中盤はアンカーを置くことが多く、そうなるとアンカーを得意とする椎橋がファーストチョイスとなり、晋伍の出番はなかなかめぐってきていませんでした。
リーグ戦は難しくとも、12日に控えるルヴァンカップあたりで見たいなと思っていた矢先にこの発表。
左膝前十字靭帯損傷で全治6か月…。かなりの重傷で、今季絶望となってしまいました。
選手生命にも関わるけがであり、とても心配しています。
ふと公式プロフィールを見ていたら、今年の目標が「けがをしない」。何たる皮肉(泣)
ボランチを主戦場とする晋伍。いわゆる守備的MFと呼ばれるポジションの良さは、正直わかりづらいし、実際今も正しく評価できているかはわかりません。
スタジアムに通うようになって間もない頃は、彼の良さは正直まったくわかりませんでした。
2008年のJ1・J2入れ替え戦の第2戦、松浦に振り切られて、重くのしかかる2点目を失ったこと。翌年に主力としてJ2優勝し、J1に昇格したこと。そこからキャリアを積んで、仙台の守備になくてはならない存在になったこと。
そんな姿をずっと見てきました。
そして、自分の中でなんとなく良さがわかってきて、うまい選手なんだと理解でき始めて…。
代表とは無縁ではありますが、J1でもトップレベルのボール奪取能力を持ったボランチだと思います。今ではそう思っています。
そして、けがでの離脱が少なく、ほぼフル稼働でずっとやってきた選手でもあります。そういうことを含めて、素晴らしい選手なんですよね。
補強としてライバルがやってきても、最後に結局はスタメンを勝ち取ってきた選手。
そして、自分と同い年なので、気にならずにはいられません。
プロ入り後はずっと仙台でプレーし、最終的にはキャプテンも務めました。縁もゆかりもない土地だけど、そこでずっと必要とされ続けたのはすごいこと。敬意を抱かずにはいられません。
2016シーズンの2ndユニフォームは晋伍のネームを入れていました。
この年のナビスコカップのアウェイ柏戦で、とてもきれいなミドルシュートを決めてたんですよね。そのゴールが最終的な後押しとなり、ワンクラブマンに敬意を表してネームを入れたもの。見づらくはなっていますが、次の年くらいにご本人に白ペンでサインを入れていただきました。
どうか焦らないで、しっかりと治してほしい。
そして、またピッチに立ってくれること、そしてまた「結局は」スタメンを勝ち取ってくれることを祈っています。
がんばれ、晋伍!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。 にほんブログ村に登録しています。 よければ、記事の下、または右側サイドバーのユアテックスタジアムのバナーを押していただけるとうれしいです。 貴重なポイントとなり、だいぶ励みになります!