7月4日からの世界線
今日、Jリーグの再開が正式に発表されました。J1は7月4日に再開になりますね!
新型コロナウイルスで、多くの人が苦しみ、経済が疲弊し、娯楽も制限される…。
趣味がほぼほぼベガルタしかない自分にとっては、試合がないまま淡々と日々が過ぎていくことは、よく前が見えない、音もよく聞こえない、水中でずっと過ごしているようなそんな気分でした。
もし、この世に無数の世界線があるとして。
世の中的にも、クラブにとってもこの世界線はたどりたくなかった世界線だとは思います。
その他、たどりたくなかった世界線を挙げるなら、東日本大震災でしょうか。
やっぱり、多くの人が亡くなった未曽有の災害を考えると、あの災害がなかったらなと思わずにはいられません。
ベガルタのことに限ってみると、震災がなければ、マルキーニョスが退団しなかったかもしれません。
当時、実績十分なFWの大型補強でシーズン前から心が躍っていましたが、震災によって家族の事情で途中退団してしまう結果となってしまいました。
マルキーニョスがフィットするベガルタの世界線は見てみたかったと今でも思っています。
ただ、震災がなければ、4月の等々力での感動的な逆転劇もなかったでしょう。そして、マルキがフィットしていれば、翌年に加入するウイルソンとの出会い、J1リーグ戦2位の快進撃もなかったのかもしれません。
そう考えると、残酷ではあるけど、良いこともたくさんあった世界線をたどっているのだと思います。
今回の世界線は…。
クラブとしては観客が今までのように入れられないなど、経営的にはかなり厳しくなることが予想されます。
ただ、チーム内部に目を向ければ、3月にはけがで離脱していた長沢選手、ゲデス選手が練習に合流。西村選手の復帰など、良い材料があるのも事実です。
チームの経営、選手の健康を守りながら、なんとか生き抜いて、戦い抜いてくれる世界線であったら。
そして、逆境を乗り越えて、悲願のタイトルをとれる世界線であったら…。
そう願いたいものですね。
再開を楽しみに待ちたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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