仙台が2020ルヴァンカップGSを突破する条件
2月にグループステージ第1節で浦和に2-5で敗れてから、半年ぶりの開催です。
もはや昨シーズンのことのように遠い過去…。
新型コロナウイルスの影響で、レギュレーションも変わってしまいました。1回戦総当たりとなりました。その結果、第1節で大敗してしまったことで、グループステージ突破はさらに難しいことになってしまいました。
レギュレーション変更はこちら。
仙台が所属するグループBは、第2節以降松本が参加しないこととなり、その分は最終節に勝ち点3がプラスされます。
仙台がグループステージを突破するには？
グループBは、仙台－C大阪戦を残すのみ。
仙台は引き分け以下で敗退、勝利でも1点差では3位となり、敗退決定です。
明日のセレッソ戦で勝利すれば、勝ち点6でC大阪、浦和、仙台が並びます。
その場合、この3チームでの対戦成績で順位が決定します。
◎グループ1位になるには
セレッソに5点差以上での勝利
仙台が仮に5-0で勝ったとすると、この場合、得失点差で
仙台 ＋2
浦和 ＋2
C大阪 -1
仙台と浦和が得失点差でも並びますが、総得点で
仙台 7点 （第1節 2-5浦和、第3節 5-0C大阪）
浦和 5点 （第1節 5-2仙台、第2節 0-1C大阪）
となり、仙台の突破となります。
◎グループ2位となるには
2～4点差つけてセレッソに勝利
こうなると浦和が1位、仙台が2位となります。
2位はワイルドカードとして、各グループでもっとも成績のよいチームがグループステージ突破となります。よって、他のグループ次第となるわけです。
条件に次ぐ条件がたくさんあって、様々なことが想定されるわけですが。
得失点差が現在-3の仙台は、とにかく点差をつけて勝つことが必要になってきます。
仙台が4-0で勝てた場合
この場合の突破の条件はずばり、
①Aグループ 川崎－名古屋戦で川崎が3点差以上の勝利で名古屋に3点以上とられない（6-3以上にならない）、もしくは名古屋が5点差以上の勝利
かつ
②Cグループ 札幌－横浜FCで横浜FCが勝利でも1点差以内、かつ6点以上取らない（6-5以上にならない）
かつ
③Cグループ 広島－鳥栖で広島が引き分け以下
かつ
④Dグループ 湘南ーG大阪で湘南が勝利でも1点差以下、かつ6点以上とらない（6-5以上にならない）
が満たされた場合には突破となります。
川崎5-2名古屋となったり、横浜FC、湘南が5-4で1点差勝利した場合、反則ポイントでの争いとなる可能性はありますが…。
もし、間違っていたらご指摘いただければうれしいです。
4-0での勝利でも、この条件がすべて満たされなければならないので、ぶっちゃけかなりきついです。
特にAグループがミソとなってきますが、
このグループでワイルドカード争いとなりえるのは、川崎か名古屋。
明日、川崎ー名古屋の直接対決となります。
この試合、引き分けで両チームが勝ち点1を積むと、川崎、名古屋とも勝ち点7となり、得失点差で名古屋が2位となります。
仙台は勝利しても最大勝ち点6までしか積めないので敗退です。
仙台が4-0で勝利、川崎が3-0で名古屋に勝利すると仙台がワイルドカード争いで上回りますが、逆に言えばそれ以下の点差での勝利では、仙台は突破できません。
グループステージ突破だけを考えるのであれば、川崎、名古屋の2チームは得失点差もプラスと貯金があり、ワイルドカード争いでも優位な位置に立っています。無気力試合で2チームとも突破ということができてしまうわけです。
結論
・4点差勝利でもどうなるかわからない
・5点差勝利で文句なしでグループ1位になるのがいちばん手っ取り早い
5点って…(笑)
もうこうなったらヤケクソですね！
かなり難しいことになってしまっているので、ターンオーバーしつつ有意義な試合をしてほしいと思います。出場機会の少ない選手を出してみるのもよいのではないかと。
ただ、可能性はまだ消えてはいないので、選ばれた選手はできるかぎり、この相当難しいミッションを達成できるようにあがいてほしいなと思います。
もしこれでグループステージ突破したら、チームの勢いがつくし、この先何十年と語り継がれますよ！楽しみにしたいと思います。
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