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2020 J1第5節 仙台2-2札幌 ~再開後初のホーム有観客試合~

昨日、7月18日に2020 J1第5節 ベガルタ仙台VS北海道コンサドーレ札幌ユアスタで行われました。

 

コロナウイルスの影響で試合が中断して以降、ホームでは初めての有観客試合です。超厳戒態勢で最大3400人ほどの動員ではありますが、サッカーが見られる環境が帰ってきました!

 

昨日はチケットがとれたので、行ってきました。いつもはサポーター自由席バックですが、うまくチケットがとれなかったこと、せっかくだからいろんな席を試してみようということで、指定席メイン北での観戦です。

 

スタジアムに入るまでの様子から、少しお話したいと思います。

 

検温などもあるため、クラブからあらかじめ時間に余裕をもって来場するよう案内はありました。指定席ではありますが、少し早めに会場入りしようと思って向かいました。

 

コロナ禍になってから、自分は混雑時の公共交通機関の使用も控えています。試合直前となると、ラッシュではなくてもいつも使う地下鉄も混雑が予想されるため、自家用車で行きました。

 

ある程度密な状態は避けたい、ピッチ内アップ、できればベガルタチアリーダーズのパフォーマンスを見られる時間帯に行きたい。ただ、未就学の子供の活動限界などもあるので、その合間をとって時間を逆算し、結果として17時頃にスタジアムの敷地に到着しました。

 

しかし、今回入場ゲートは全席北側ゲートのみで、ソーシャルディスタンスも意識した並びとなっています。

 

17時の段階で、最後列はなんと東側ゲートを超えて、スタジアム南東側の野球場側のトンネルまで伸びていました!

 

下が図になります。

 

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赤矢印が17時頃の最後尾、そこから青線が並んでいる列になります。黄色で囲まれた黒矢印が、検温が行われた場所になります。

 

ここからは見た感じの主観で、多少の違いもあるかもしれませんがあしからず。

 

その後も、大半の人が泉中央駅側から人が最後列を目指して歩いてきます。その結果、最後列を目指す列が自然と形成されていき、スタジアム東側からスタジアム南東のトンネルを経由して、スタジアム東側をなめるように列をなしながら、北側ゲートまでつながるという長大な列を成す結果になりました。

 

自分の時間帯は、スタジアム北側の階段を登り切ったところで、一度検温。その後、スタジアム入る直前でもう一度検温。2回検温が行われました。

 

2回検温する必要はないのではないかと思ったのですが、まあ、初めてのケースなので主催者側も手探りでの運営だったのでしょう。

 

結局、スタジアムの敷地に入って、スタジアム内に入るまでに30分を要しました。

 

キックオフ1時間前でこの状況なので、後からきたらとてもキックオフは間に合わないよな~という印象でした。

 

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クラブからお詫びも出ていましたが…。

 

多少、改善点はあるとは思いますが、今後かなり時間に余裕をもたないといけないということになりそうです。

 

会場は、横は2席空けて、前後は1列空けてという配列でした。

 

ただ、現実問題、荷物をおくために、隣の席は迷惑にならない申し訳程度に使用するという方が多く、自分もべたべた触らないよう気をつけながら、そのような形で使わせてもらいました。

 

会場は拍手のみで声出しはなし。チャンスの場面で手拍子が起こりましたが、それもアナウンスで注意がなされました。

 

陸上競技で見られるような、先導もない自然発生的な手拍子でも現在はダメなんですね。まあ、今は必死で準備した関係者の努力に敬意を払って、守るべきは守っていかなければなりません。

 

注意がなされた後は、その辺は修正するサポーター。さすが仙台サポーターですよね!民度が高い(笑)

 

試合の方は、前半にきれいなカウンターからジャーメインが落ち着いて流し込み、仙台が先制。カウンターの連動は非常にきれいでした。そして、関口の美しいスルーパスに、ジャメが自分の間合いにボールをおけたことで勝負ありました。素晴らしいコースに流し込みましたね。

 

ジャメは、ファーストタッチでうまくボールをおければ、すごい仕事できるんですから!

 

この日はその他のプレーでも、ジャメが非常に良かったと思います。

 

その後、札幌の荒野が退場。数的優位となります。

 

後半でも高い位置からのボール奪取でショートカウンター、椎橋が目の醒めるようなミドルシュートで2点目をゲット。

 

チームJ1通算500ゴールというメモリアルゴールになりました。

 

そこから、数的有利を生かせず、62分に失点、そして後半アディショナルタイムに痛恨の失点をして2-2で終了でした。

 

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カウンターでのチャンスを決めきれなかったこと、後半に前線からのディフェンスでパスコースを切れず、良いビルドアップを許してしまったこと、後半から入った札幌のルーカス・フェルナンデスに良いようにやられてしまい、押される展開になってしまったのが良くなかったかな。

 

数的有利な状況でリードを守りきれなかったことは、本当にもやもやとして、帰ってからも悶々としていました。

 

正直、めちゃめちゃ悔しかった…。

 

ただ、悔しい思いがスタジアムでできるということは、本当に幸せなこと。そして、降格がないシーズンに、特に若いメンバーがこういう失敗をできたのは不幸中の幸いでした。これが、優勝かかってるとか、引き分け以下で降格みたいな大一番で出なくてよかった。

 

負けに等しい引き分けなのかもしれませんが、以前にも言ったように監督の変わり目でもっと勝てないことも想定していたので。

 

まだ今シーズンはリーグ戦、1敗しかしていません!

 

すぐにまたミッドウィークに試合ですから、ポジティブに切り替えてほしいです。

 

そして、観客が入ったことで、興業としてのサッカーは一歩前進しましたが、拍手とゴール時の多少の歓声だけというのはやはり限界がある。

 

盛り上がりがないと、あと1点、何が何でも死守しようぜという雰囲気もうまく作り出せないもどかしさも感じました。

 

スポーツって、もちろんプレーしている人の実力によるものが大部分ではありますが、なんとなく流れとか会場の空気、雰囲気が実際に強大な見えざる力になることがあると思っているんですよね。

 

新しい生活様式は、ここまでつらいものかということを痛感したような気がしました。

 

スタジアムにサッカーが帰ってきて、サポーターも一部帰ることができましたが、スタジアムにある週末の風景、文化が完全に帰ってくるまではずっと戦わなければなりません。

 

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