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背番号12の選手として ~2020 J1第8節 仙台0-1横浜FM~

2020 J1第8節 @ユアテックスタジアム仙台

仙台 0-1 横浜F・マリノス

 

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今日はS指定席バックで現地観戦してました。

 

今日のスターティングメンバーが発表されたときは正直驚きました。特別指定選手、現役大学生のアピアタウィア久が先発。

 

それだけではなく、アピアタウィアと平岡がいて、前節までCBに入っていた吉野も先発。試合前、「フォーメーションどうなっているんだ?」と混乱していました。

 

蓋を開けてみると、4-2-1-3といつもと違う配置をしてきた木山監督。

 

試合が始まると、おおむね予想通りボール保持は放棄し、カウンターを狙うサッカー。素人目には一見おもしろくはないかもしれませんが、相手は前年王者。勝ち点を奪い取るためには我慢も必要です。

 

激しい攻撃にさらされて非常に苦しい時間もありましたが、粘り強く守っていました。しかし、終了間際に失点し、3連敗。

 

正直、がっくりはきてしまいました。

 

前節は大量5失点もしていましたし、なんとか0-0で終われれば、ドローでも大きな意味、勇気を与えてくれるような勝ち点1をゲットできるかと思いましたが、それも叶わず。我々サポーターも悔しいし、選手はもっと悔しいかと思います。

 

ただ、家に帰ってDAZNで試合を見返してみてましたが、現地で感じた以上に良い内容だったと思います。明日以降、またもう一度見直してみたいと思いますが、評価できる敗戦だったかなと思っています。

 

ここからは精神論的な話になるかもしれませんが、お付き合いいただければ。

 

今までであれば、失点してもチャントで盛り上げたりすることができましたが、現在は新型コロナウイルスの影響でチャントは歌えず、ただ拍手をすることしかできません。

 

まるで、テニスの試合のよう。

 

サッカーはもともとイングランドの労働者階級を中心に人気があったスポーツ。チャントやヤジも含めての応援で醸成されてきたといってもよいと思います。ただ、現在はそれができず、貴族のスポーツ、ウィンブルドンの試合を見ているような感じです。

 

多くの人の努力のおかげで、有観客で試合ができていますが、従来のスタジアムに戻す、文化を完全に取り戻さなければ本当の意味での再開にはならないのではないかと感じています。

 

失点しても、「追いつこう!」などの掛け声や、チャントでチームを盛り上げたりとか、そういったことができません。拍手しかできないので、失点後の雰囲気の作り方がとても難しく感じています。

 

そして、ミスなんかがあると、ため息が如実にピッチに伝わってしまいます。それってあんまり良くないよなと。

 

ベガルタは、「12人目の選手」として背番号12をサポーターの番号としていて、プレーヤーが12番をつけることはありません。

 

常々思っているのですが、選手はベンチメンバーを含めて、とりあえず試合中、前向きになれるように雰囲気を作ったり、言葉をかけたりするものだと思うんですよ。

 

僕たちはスタンドでずっと座って見られて、食事をしながら、今は感染対策で飲めないけど、普段はビールを飲みながら見られるお気楽な立場です。

 

だけど、僕らサポーターは12番という背番号をもらっているから、選手たちが前向きになれるような雰囲気を作ってやりたいんですよね。

 

自分はいつも、試合中はあまりマイナスになるようなことは言わないようにしています。誰も得しないから。批判がある人はしてもいいけど、それは90分終わってからしたらいいと思っています。

 

「てめえ、応援しに来てるのか?」とこちらが思うような心無い声、ネット上のつぶやきはあまり気にしないで。その声はきっと多数派ではないはずだから。

 

3連敗という事実は重くのしかかってきますが、次、頑張ってほしい。結果がついてきてほしい。

 

声が出せずもどかしいですが、次もまた見に行きたいと思います。がんばれ!

 

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